2024年12月24日

岡浩平さんと考える、地域をつなぐ新たなチャレンジ:FLC Fes2024 in Koza

はじめに

FLC Fesをご存じですか?「Find the new relationship between Local economy and Coworking space(地域経済とコワーキングの新たな関係性を見つける)」をテーマにしたこのイベントは、地方創生スタートアップの推進を目指し、多様な参加者をつなぐ一大交流の場となっています。今年も全国からゲストが集まり、商店街全体を舞台にした2日間のセッションが予定されています。

今回は、このFLC Fesを支えるアンバサダーの一人、北九州のコワーキングスペース「秘密基地」代表の岡浩平さんへのインタビューを通じて、イベントの背景や想いに迫りました。

岡浩平さんの活動とFLC Fesへの関わり

岡さんは、北九州市でコワーキングスペース「秘密基地」を2014年に立ち上げ、地域経済とクリエイターをつなぐ活動を続けてきたパイオニア。そんな岡さんが掲げた「町はチームだ」というスローガンは、秘密基地から始まった一般社団法人になりました。地域全体を一つのチームとして捉え、多分野の人々と協力してプロジェクトを推進することを目的としています。

岡さんいわく、コワーキングは単なる場所ではなく、人と人とをつなげるプラットフォームであり、地域経済を活性化する手法でもあるとのこと。その視点がFLC Fesの理念と深く響き合い、今回アンバサダーとして参画されています。

注目のプロジェクトと地域経済へのインパクト

岡さんが過去に手掛けたプロジェクトの一例として挙げたのは、北九州フードフェスティバル。これは、地元の飲食店とコラボレーションし、多くの人々が地域の美味しい食を楽しめるイベントでした。プロフェッショナルなイベント会社に依頼せず、地域の人々と協力して作り上げたこのイベントは、3万5千人の集客を記録。地域経済への貢献だけでなく、「北九州にはおいしい飲食店や食文化がある」という参加者のシビックプライド(地域への誇り)も育まれました。

また、岡さんの最新プロジェクト「小倉コーラ」も注目されています。地域文化である「ぬか床」に使われる山椒を活かしたこの商品は、地元の魅力を詰め込んだ一品として、お土産や飲食店での提供を通じて人気を集めています。

FLC Fes2024 in Kozaへの期待

今年のFLC Fesでは、若手メンバーが中心となり、新たな視点で地域経済とコワーキングの可能性を探ります。岡さんも次世代の挑戦に期待を寄せ、以下のように語っていました:

「コワーキングという場所の役割が進化し、地域経済とどのように関わっていけるかがテーマ。若い世代がこれまでのイベントとは違う切り口で議論が進むことを楽しみにしています。」

FLC Fesは、地域の課題解決や新しい価値の創造に向けて、多様なアイデアや視点を交差させる場となりそうです。

最後に

地域を活性化するための挑戦は、単なるイベントではなく、未来の可能性を探る旅そのものです。FLC Fesは、その一歩を踏み出すきっかけになるでしょう。

当日は多くのゲストスピーカーや参加者が集い、新たな発見が生まれること間違いありません。ぜひ会場で、またオンラインでこのムーブメントに触れてみてはいかがでしょうか?

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